こんにちは、cozyです!
人気YouTuberのはじめしゃちょーさんが12月1日にYouTubeチャンネル「はじめしゃちょー(hajime)」を更新。39度以上の高熱が5日間続いたことや、その原因について明かし、それがニュースにも取り上げられています。
その 高熱の原因は…
ダニ
だったようです!
肉眼ではあまり目にしませんが、身近には存在しているダニ。 はじめしゃちょーはどんな種類のダニによる、どんな病気に冒されてしまったのか考察してみました。
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はじめしゃちょー、高熱続き救急病院へ!
5日間ほど、毎日39℃以上の熱が出ていたと話すはじめしゃちょーさん。「1日だけなら39度でも余裕だなぁ」と話すはじめしゃちょーさんでしたが、翌日も続く高熱に「 あれ、下がらないなぁ?」と本能的に危機感を感じたようです。
そのため、2日目の夜に救急センターに行ったそうです。ただ、救急センターでは 「風邪」だろうと診断され、対症療法としての解熱剤などが処方されただけだったようでした。
これはきっと夜間の診療であったこと、症状や症状が出現してからの経過時間などから、詳しい検査をする段階ではなかったのではないでしょうか。適切に診断するためには時間が必要なこともありますからね。
しかし 翌日はさらに上昇し、40℃ほどの高熱となり、今度は救急病院に行ったようです。そこでは詳細な検査もできたそうで、やっと原因と考えられる正体が明らかになったようです。
一人暮らしの病気って怖いですよね。具合が悪いから適切な判断ができない可能性もありますし、本当に危機的状況だったとしても救急車を要請することに躊躇してしまう…なんてこともありますよね。中には「寝てれば治る」って思って放置してしまう方もいますから、はじめしゃちょーさんは早期に医療機関の受診に至れて適切に判断されていましたね。1回受診してしまうと、なかなか2回も受診しようと思わないですからね。治療が遅れてしまうと、 重症化して本当に命が危なかったかもしれないですもんね。
ダニによる感染症
ダニは2万種類以上いることが確認されているそうです。
その中でも今回はじめしゃちょーさんが発熱を起こした原因となるであろう、家に出やすいダニの種類と、刺されたときの症状について調べてみました。
「ダニ」にも色々な種類がいて、 全てのダニが人を刺すわけではありません!
家に出やすいダニの種類をまとめると以下の通りです。
- 人を刺すダニ: ツメダニ・イエダニ・マダニ
- アレルギーを引き起こすダニ: チリダニ
- ツメダニの餌になるダニ: コナダニ
これらのダニの特徴と、それぞれ刺されたときの症状の違いを見ていきましょう。
家に出やすいダニの種類と特徴
ツメダニ | 布団やベッド、カーペット、畳などに発生。 梅雨の時期から秋口にかけて増える。 刺されてから数時間後には、赤い腫れや激しいかゆみが生じる。 |
イエダニ | ネズミや鳥に寄生するダニで、家の中にネズミがいるとそこから大量発生。 宿主のネズミが死亡すると移動して人にも吸血する。 |
マダニ | 動物に寄生して吸血するダニ。 室内ではなく、草むらや公園などの屋外に生息し、皮膚を刺して一週間ほど寄生して吸血し続ける。 特にペットはマダニに寄生されやすく、散歩をしていると気づかないうちに寄生していることがある。 |
チリダニ | 人のふけや垢などの角質部分を食べるダニ。ダニの死骸やフンがアレルゲンに。 カーペットやベッドなどの寝具に発生。 ダニ全体の8割はチリダニ。 |
コナダニ | 大量発生すると白い粉のように見える。 小麦粉や砂糖などの乾いた食品に発生しやすい。 コナダニをエサにするツメダニが集まるので、結果的にツメダニによる刺咬被害につながる。 |
ダニ刺されの症状の違い
人を刺すのはツメダニ、イエダニ、マダニの3種類が主です。
それぞれ刺された際には次のような症状の違いがあります。
ツメダニは刺されて1~2日立つと、患部が赤く腫れあがりかゆみが起こります。
遅延性の皮膚炎なのですぐに症状に気づきませんが、一度かゆみが出ると1週間ほど続きます。
特に太ももや腹部など肌のやわらかい部分が狙われがちです。
イエダニは10日間ほど強いかゆみが続きます。
ツメダニが赤い腫れのみの症状に対して、患部は赤い水ぶくれやしこりとなって2㎝ほど腫れあがるので、痕が残ってしまうことも。
痛みが長く続きやすいので皮膚科によって強めのステロイド剤などを服用したり塗ったりと、治療でかゆみをやわらげましょう。
吸血前マダニ 吸血後マダニ
出典:[マダニ画像]、[刺された跡]
マダニに刺されると赤く大きく患部が腫れるものの、かゆみがほかのダニとくらべて出づらいです。それゆえ、マダニが吸血で肥大してはじめて刺されていたことに気づく人もいます。イエダニやツメダニと違い、普段でも 体長が3~4mmほどあり、肉眼でも十分に確認可能です。外から帰ってきたときには、衣服にマダニが付いていたらガムテープなどで剥がしましょう。
ただし、マダニに皮膚を刺されているのを見つけたときには、無理に剥がさないようにしてください。マダニの口が皮膚に刺さったまま抜けなかったり、つぶれたダニの体液・病原体が体内に入ってきたりします。吸血されていることに気づいたら、殺さずにその場をやり過ごし、すみやかに医療機関で処置を受けましょう。
ダニ媒介感染症
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。特に 『マダニ』による感染症が危険視されており、メディアなどでも取り上げられていましたね。
マダニに刺されると、日本紅斑熱やライム病などの感染症や、問題となっている「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症する場合があります。日本全国でこの「SFTSウィルス」を保有したマダニが確認されており、国内で広く分布していると考えられています。「SFTSウイルス」を持ったマダニに刺された場合、潜伏期間は6日~2週間程度。発症した場合の主な症状は、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下です。致死率は6~30%と報告されていますが、治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。
引用:アース製薬 ダニを知る
もちろん、マダニ以外のダニでもダニ媒介感染症を発症することはありますが、その多くはマダニによるもので、レジャーシーズンなどにはマダニに注意するよう必要があります。
はじめしゃちょーの高熱原因のダニは?
出典:ダニに刺された太もも(画像はYouTubeから)
では、 はじめしゃちょーさんの発熱原因とされるダニはなんだったのでしょうか?
ちなみにダニに噛まれた数は33か所。太ももに30か所(右21と左9)、そして陰部に3か所。
はじめしゃちょーさんは都内のマンションで生活されているのでしょう。ペットを飼っている情報はありません。森林や山岳地域にはあまり行かれないと思います。また、噛まれた画像など調べると、マダニでこれほどの数が噛まれている画像はなく、肉眼可能な種のダニなので 『マダニ』はやや考えにくいところ。
ただ噛まれた跡はマダニに近いような気がします。はじめしゃちょーさんはかゆくて掻きむしって跡が変形している可能性もあり、またマダニはかゆみがあまりないのが特徴なので、 『マダニ』ではないでしょう。
『イエダニ』は噛まれた跡に水ぶくれも出現するよう、はじめしゃちょーさんの患部は水ぶくれはなさそうです。
つまり有力なのは
『ツメダニ』
と考察しました!
今回の高熱出現の前に、サウナ事件もあったようなので、免疫力が低下していた、噛まれた部位が鼠径部でリンパや血管が多くある所であったなど色々な要因が重なって 高熱出現に至ったのではないでしょうか。
まとめ
今回は 『はじめしゃちょー、高熱の原因はダニ⁉︎病気やダニの種類を考察!』と題して記事を書きました。
はじめしゃちょーさん、元気になってよかったですね!
日常の中には意外なものに大きなリスクがあるかもしれないので注意が必要ですね。
今回の考察は、 医師が診察してもはっきりとした原因が特定できなかったものなので、ひとつの見解として読んでいただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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