土井レミイ杏利（レミたん）はハーフ？日本はハンドボール強いの？

ハンドボール選手の土井ミレイ杏利さんが
2021年10月25日（月）放送の有吉ゼミに出演です！

ハンドボールで 東京オリンピックの日本代表主将を務めた土井ミレイ杏利さんですが、
TikTokerとしても有名で、 レミたんの愛称で知っている方も多いかもしれません。

「レミイ」とミドルネームがついており、
顔立ちからもハーフと考えられますが、
本当にハーフなのか？
国籍はどうなのか？
など気になったので、調べた内容を紹介します。

また日本ではまだそこまでメジャーなイメージはないハンドボール。
日本はハンドボール強いのか？
競技人口など、 日本のハンドボール事情も紹介します。

父親がフランス人で、 母親が日本人の ハーフのようです。
生まれはフランスですが、国籍も育ちも日本で、
後述しますが大学卒業後にフランスに語学留学していることから、
フランス語はあまり話せなかったようですね。
フランスへ語学留学中にフランスプロリーグに契約し、
その後はフランスでの生活が長かったので、
現在はフランス語が完全に話せるレベルなのは間違いないでしょう。

体格はスポーツ選手だけあって、大柄で筋肉質ですが、
決して選手のなかでは大柄ではないですね。
シュートを放つ際など相手をかわしたりする必要がありますから
より身長が高く、リーチが長い方がアドバンテージが大きいでしょう。
そう考えると、フランスプロリーグで活躍し
東京オリンピックでも日本代表主将を務めたことから
才能とともに、人並みでない努力がうかがえますね。

経歴

小学３年生の時にハンドボールを始める。全国でも屈指の強豪校である浦和学院高校へ進学し、大学も全国トップの日本体育大学へ進む。その後、語学留学を目的にフランスへ渡り、
2012 年に１部リーグに属するシャンベリ・サヴォワ・ハンドボールのセカンドチームの練習に参加。同チームはわずか数カ月でトップチームへ昇格し、これを機にプロ契約を結ぶ。2014-15シーズン序盤からスターターに抜擢されると、驚異のシュート成功率75.61%を記録し、チームをリーグ４位、EHF カップ出場権獲得に導く。2017年2月にパリで開催された「ハンドスターゲーム2017」の外国人国籍選抜チームとして、日本人ハンドボール選手史上初の出場を果たす。その後、2019年シーズンまでの6シーズン、フランスで活躍。2019年7月より日本ハンドボールリーグに所属する『大崎電気OSAKI OSOL』にてプロ契約し2年間プレー後、2021年5月に『ジークスター東京』へ移籍を発表。東京2020大会をもって、ハンドボール現役日本代表引退を表明する。
引用：https://anridoi.com

大学時代にハードなトレーニングにより 膝の故障に見舞われ、
痛みがとれずに、 引退を決意したようです。

その後、フランスへ語学留学されていますが、
なぜか膝が治ったようで、「 ママさんバレーボール」感覚でハンドボールを再開。
参加したチームからプロ契約のオファーがきて、フランスでプロ選手として活動します。

一度引退を決意してからは、きっとブランクもあってでしょうに
日本よりもハンドボールの盛んなフランスでのプロ契約はすごいですね!!
本人は「ママさんバレーボール」感覚だったかもしれませんが
きっと競技レベルとして高く、日々のトレーニングも怠ってなかったのでしょう。
常に高い意識をもって取り組んでいなければ
スカウトの目にはとまってないでしょうから。

「毎日、僕の名前じゃなく、侮辱的なあだ名で呼ばれていました。なんでそんな呼ばれ方をされないといけないのか……さっぱりわからなかったですし、すごいストレスでした」
引用：https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/other/2021/04/11/post_2/index_3.php

しかし、フランスのプロチームに入ってからの生活は苦しかったようです。
特に 人種差別を受けたことがメンタル的に一番キツかったとインタビューで述べています。

人道的には許せませんが、単身海外でプロとして活動する上では
きっと付き纏う問題なのでしょう。
けれども土井さんはそんな状況でも屈せず、
メンタル的にさらなる成長をとげ、活躍しています。

ハンドボールに限らずメンタル面の強さはどの競技にも必要です。
いくら技術的に高くても、どんな状況においても
高いパフォーマンスを維持できなくては、
プロの世界では淘汰されてしまうでしょう。

そんな土井さんは日本のメンタル面の弱さに気づき、
東京オリンピックにおいても日本代表のメンタル強化を主導しました。

SNSは友達を笑わせるためにはじめたもの。フォロワーにハンドボール選手だと明かしたときは、ギャップがありすぎて“合成でしょ!?”という反応でした（笑）
引用：https://safarilounge.jp/online/fashion/column/detail.php?id=7980&p=3

ハンドボール以外では、多彩な才能を発揮し、
ダンス・楽器演奏・マインドフルネスなど様々な趣味を持っています。

ショートムービーアプリ『TikTok』では
250万人を超えるフォロワーを持っているのですからすごいですね!!

投稿はハンドボールとは関係なく、コミカルなものが多く、
プレーの様子とのギャップがすごいです！（笑）

TikTokでは 「レミたん」の愛称で親しまれています。

私の周りではハンドボールをやっていた、もしくはやっている
という人は数える程度で、母校にもハンドボール部はありませんでした。
なので自分の中ではマイナースポーツのイメージがあるのですが、
実際はどうなのでしょうか？

日本の競技人口は？

日本ハンドボール協会によると、
ここ数年競技人口は 10万人弱を推移しているようです。

サッカー96万人、バスケットボール63万人と比較すると競技人口は少ないものの、
高校の部活動としてはハンドボールは11番目の競技人口（2017年）となっています。

では、どうして競技人口がサッカーやバスケットボールと比べて少ないのでしょう？

日本にはハンドボールのプロ選手が存在しません。
そもそも、 プロリーグがありません。
実業団によるリーグは存在しますが、
ハンドボールを気軽に観戦できる機会があまり多くないため、
競技人口もそこまで伸びないのかもしれません。

プロリーグが発足されれば、日本でももっとメジャーなスポーツなるかもしれませんね。

日本の世界ランキングは？

日本の世界ランキングは 第19位と決して低くはありません。

ハンドボールは日本では確かに
メジャースポーツと言えるほどの競技人口がいないかもしれませんが、
世界的に見ると東京2020オリンピックにて
ハンドボール競技に参加しているのはなんと 204か国！
これは東京オリンピックで開催される球技スポーツの中で
第5位に当たる参加国の多さとなっています。

世界的には比較的メジャーなスポーツであることがわかりますね。
日本では比較的マイナースポーツなのに、
ランキングがこれだけ上位にいるのですから
今後の活躍次第で、日本でもメジャーなスポーツとなる日も
そう遠くはないかもしれませんね！