ウーマンラッシュアワー村本なぜNYに移住?独演会で鍛えて本場へ

お笑い芸人
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こんにちは、cozyです!

 

お笑い芸人・ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんがTwitterとフジテレビ系『THE MANZAI』の出演時に 2022年3月にニューヨークに移住することを明言しました。

ピース・綾部裕二さんや渡辺直美さんなど、お笑い芸人がニューヨークへ移住することが多いようですが、流行っているのでしょうか?

ウーマンラッシュアワーの芸風は独特で、村本さんの政治絡みの内容などのマシンガントークが主に繰り広げられていく。この 村本さんの自身の考えをスピード感あふれる喋りに乗せて観客に届ける独演会が話題になっているお笑いコンビです。

欧米諸国での 『お笑い』は日本とは異なり、 スタンドアップコメディが主流。村本さんがよく行っている独演会が、これにあたる。本場で自身の実力を試すために渡米されるのでしょうか?

 

今回はウーマンラッシュアワーの村本さんがなぜNYへ移住されるのか?また、村本さんの独演会のルーツはなんなのか?、気になったので調べてみました。

 

 

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ウーマンラッシュアワー・村本大輔がNY移住を発表!

NY移住を発表したTwitterです。動画は以前アメリカで飛び込みで英語の漫談をしたものでしょうか。

 

THE MANZAI』での、ネタの最後に 「来年の3月アメリカに行くんです」と締め括っています。

本来NY移住は2年前の予定だったようです。ただコロナ禍で延期となってしまっていたようですね。移住の目処がたったので発表されたのでしょう。

 

 

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なぜNYへ移住?

NYの街並み出典:wikipedia

ウーマンラッシュアワー・村本大輔さんはあるインタビュー記事でこう語っていました。

ニューヨークかロスに行きたいと思ってます。 スタンドアップでマイクを持って喋ることに挑戦したい
引用:HUFFPOST

やはり、独演会で鍛えた、自身の芸のスタイルであるスタンドアップコメディを 本場アメリカで挑戦したいというのが、 NY移住の目的のようです。

 

スタンドアップとの出会いは…日本でたまたま僕らの漫才を見た外国人が、「ジョージ・カーリンを思い出した」ってTwitterに書いてて、「誰だろう」と気になりました。アメリカのコメディの創始者、レジェンドみたいな人なんですけど。

それから、彼について知って、その後も海外のコメディアンを調べたりドキュメンタリーを見たりして、「(日本のお笑いと)全然違うやんけ」って衝撃を受けたんですよ。

「全然違う」と言っても、どっちがいいか悪いか、じゃないですよ。「違う」んです。それで、僕はどっちかって言ったら「こっち(アメリカ)の方が面白い」と思ったわけです。

面白いと思う方に飛び込んでみたいから、アメリカに行きたいんです。
引用:HUFFPOST

元々スタンドアップコメディを知っていたのではなく、行っていた芸風がスタンドアップコメディに近しいものだったようですね。そして、次第に憧れへと変わっていった。

自分が面白いと思う方へ挑戦したいというのは、お笑い芸人らしくていいですね♪

 

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独演会のルーツは?

村本独演会の画像引用:HUFFPOST

ウーマンラッシュアワーは今でこそ、村本大輔さんの 独演会ネタが話題となっていますが、 そのルーツはなんだったのでしょう?

そもそも、僕が独演会を始めたきっかけというのが “手に職”という意識だったんです。こういう仕事をしている以上、 一人で舞台に立つことになっても、できるものがある。それがすごく大切だと思いまして。
コンビのどちらかがケガや病気をしても、一人で舞台を受け持つことができる。そうあるべきだし、それぞれが固有の芸を持って、存在感を示して、その二人が漫才という形でぶつかった時には、これまで以上のものができるはず。その思いもあったんです。
出典:Yahoo!ニュース

独演会を始めたきっかけは、将来へのリスクマネジメントコンビとしての更なる飛躍を考えてのことだったようですね。

そして、そう考えているときに 『スタンドアップコメディ』の存在を知って、それに惹かれて本格的に活動していったようです。

 

ウーマンラッシュアワーの漫才と言えば 『バイトリーダー』ネタ!

このネタは漫才ではありますが、その根幹は村本さんの 早口で捲し立てるシーンの方ですし、『スタンドアップコメディ』に出会って、色々考えるところがあったのでしょう。

このネタのルーツは中川パラダイスさんが器用にツッコミができなかったから…らしいですが。

でも、このネタがあったからこそ、村本さんは自身のスタンドアップコメディの才能・素質に気付き、今回の渡米に繋がっているわけですから。ウーマンラッシュアワーというコンビあってこその結果ですよね。

 

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なぜ独演会を続けるのか?メッセージを投げ続けるのか?

出典:Amazon

ウーマンラッシュアワーは2017年のTHE MANZAI』で沖縄の米軍基地問題を風刺するネタを披露し、視聴者に強烈なインパクトを残しています。それ以降、政治ネタのイメージが強まり、SNSなどでは 年末の風物詩のような扱いをされています。

このネタには 賛否両論があり、Twitterにトレンド入りするほど、その内容について物議を醸しています。では、 なぜこのメッセージ性の強いネタをやり続けるのでしょう?

 

ウーマンラッシュアワー・村本大輔さんの著書 おれは無関心なあなたを傷つけたいにこのような文章がありました。

笑いとは、誰かの痛みを和らげる。たとえば、民主主義は多数決で決まる。民主主義が機能しているとすれば、国は多数がつくっているとするならば、国の痛み止めはその多数のほうに傾く。ならば、 痛みを感じる少数に芸人がふれて、笑いで痛みを和らげてやればいい。
しかし、 この国はそれがなされにくい。この前、テレビでかまいたちの山内が「距離を空けたい芸人」として僕の名前を出し、理由として政治的な発言が多いからと言ってスタジオはウケていたらしい。指原莉乃もテレビで「村本は政治的な発言をしすぎ」と言って笑いが起こり、ヒロミさんが「アイツはガチだからね」と言ってまた笑いが起きた。
彼らへの怒りは本当にない。盛り上がるワードを選ぶのが上手いなと思うだけだ。それよりも気になるのは、 ヨーロッパやアメリカでは、逆に政治的な発言をしない芸人やミュージシャンがネタにされて笑われるということだ。
なぜなら民主主義の国だから、自分たちで選んでいるからだ。ちゃんと見て、おかしなことはおかしいと言うのが、民主主義の義務だ。 選ぶ権利は監視する義務でもある。
しかしこの国では、発言する側がネタになる。笑われる。すると、笑われることを恐れて誰も発言しなくなり、痛みを和らげる人がいなくなる。痛みを抱える人たちはずっと痛みに耐え続けることになる。
引用:ダイヤモンドオンライン

この文章の 『痛み』という言葉は政治・社会的なものも含めた問題に直面して苦しんでいることを示しています。

村本さんは 『笑い』の役割について、自身の考えをしっかり持っているようですね。

欧米諸国と比較されていますが、確かに 日本では芸人が政治的な発言をすると反感や煙たがられることが多いですよね。「芸人のくせに」とか、「芸人が政治を語るな」とか。民主主義国家は 『発言の自由』があるはずなのに…。調和を慮る国民性もあるとは思いますが…。

問題に直面して苦しんでいる人ほど、自ら主張しにくいことってありますよね。誰かが代弁してくれたり笑いに変えてくれたりしてくれたら、少し苦しさも和らぐことがありますよね。

『笑い』にはこういった役割があるとしています。

また、日本人は欧米諸国と比べ、特に 政治・社会問題に無関心であることを問題視され、そのため、そういった内容を芸/漫才で描き続けているそうです。

 

日本では専門家や知識人が、政治・社会問題を多く取り上げ、話をされていますが、 お笑い芸人だからこそ問題提起できること、救えることがあるはずです。

純粋にこういった信念を持って活動している村本さんを尊敬しますね。

 

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まとめ

今回は 『ウーマンラッシュアワー村本なぜNYに移住?独演会で鍛えて本場へ』と題して、記事を書きました。

村本さんの渡米は、ただ「実力を試しにいきたい」という気持ちだけでなく、 お笑い芸人としての信念を持って挑戦し続けている、その一端であることがわかりました。

ウーマンラッシュアワー、特に村本さんの 独演会ネタは賛否両論あるようですが、SNSでトレンド入りして、観ている人がその問題を考えるきっかけになっているはずですから、その役割は果たせていると私は思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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