こんにちは、cozyです!
2022年5月12日放送のテレビ東京系列『カンブリア宮殿』にリビングハウス社長・北村甲介さんが出演です!
お値打ちで素敵な家具とトータルコーディネート戦略を武器に、独自の成長を続ける家具メーカー「リビングハウス」
「ニトリ1強」の家具業界で、倒産する家具店が相次ぐ中、なんと リビングハウスは10年間で売り上げを3倍以上に伸ばしています!
そんな経営手腕を持つ代表取締役社長・北村甲介さんがどんな人物なのか気になりますよね?
今回は 北村甲介さんの学歴や経歴、またリビングハウスの売上の秘密などについて、調べてみました。
『カンブリア宮殿』に出演された方に関する記事です↓
北村甲介の学歴・経歴は?
出典:商業施設新聞
北村甲介の学歴
高校:西大和学園高等学校
大学:慶応義塾大学商学部
北村甲介さんは、1977年、大阪府大阪市堀江で生まれています。
小学校時代は野球が好きで、クラスでも人気者だったようです。
地元の公立中学校が嫌で、中学受験をされています。
その理由は、丸刈りが嫌だったから
その当時の地元公立中学は、男子の髪形は丸刈りと決まっていたそうです。それがどうしても嫌だったこと、制服がなく、大人っぽいイメージがあったことから私立中学進学への道を選択したそうですね。
第1志望は同志社香里中学校だったようですが、滑り止めに受験した西大和学園中学校に進学されています。
西大和学園中学校は、中高一貫の超進学校(偏差値76)ですが、北村甲介さんの入学時は3期生で新設校だったようです。それでも東大寺学園中や灘中など難関中学に落ちて入ってくる子も多かったようで、勉学に優秀な子たちが集まる中学校ではあったようですね。
そのため、勉強についていくのはなかなか大変だったといいます。
実力テストや外部のテストなど、試験範囲のないテストでは、学年での順位は下位だったそうですが、中間、期末などの定期試験では「一夜漬け作戦」で上位を取れていたそうです。
高校はエスカレーター式で、西大和学園高等学校に進学され、中学部ではなかった野球部に所属していました。進学校のため、運動部の多くの生徒は2年生で引退されるそうですが、野球部は3年生まで続ける風習があったそうです。
北村甲介さんはこの後、慶應義塾大学へ推薦入学されていますが、この「一夜漬け作戦」と「野球部への所属」が推薦枠を勝ち取った要因だったと語っています。
中学受験を失敗され、その後の中学・高校生活は大変だったようですが、結果的には北村甲介にとっては人生の岐路だったようで、その時に
「人生、目の前の努力が将来、どこでどんな形で役に立つかわからない。」
そういった人生の教訓を得たと語られています。
北村甲介の経歴
2002年 デンマークの家具会社ボーコンセプトの日本法人で勤務。
2004年 家業である、株式会社リビングハウスに入社。
2011年 リビングハウス3代目社長就任。
2022年 著書『「かなぁ?」から始まる未来』を出版。
社長就任時は14億円だった売上を、42億円まで伸ばす。
北村甲介さんは大学卒業時には、家業を継ぐことは全く考えておらず、周りが大企業へ就職していく中、アパレルや出版などを手掛ける社員100人ほどの中小ベンチャー企業へ就職されます。
ただ、この会社はいわゆる ブラック企業 だったそうです…
入社1年で見切りをつけ、その時初めて家業を継ぐことを考えたんだとか。
そして、2代目社長である父に相談したそうです。しかし…
「俺も最初、この仕事にまったく興味がなかった。」
と意外な返答が⁉︎
「でも今は家具販売の仕事はやりがいがあり、日本ではまだまだ伸びしろが大きいビジネスだと思っている」
と父の家業に対する思いを聞けたそうです。
それに対して、北村甲介さんは、
「自分もそう思えるかどうかわからない。もしオヤジが言うようなやりがいを感じられなかったら、その時は辞めるけどいいか」
と聞き、「好きにしろ」と言われ、家具の世界に入ることを決めたと言います。
2代目社長の懐の深さがうかがえますね。
辞めるかもしれない前提で話をされて、それを受け入れるなんて…
しかし、この「興味がなかった」からこそ、家具業界を俯瞰でき他企業とは違う戦略での事業展開へとつながったのではないかと思いますね。
家業を継ぐことを決めた北村甲介さんですが、すぐにはリビングハウスには入社せず、父が以前から取引のあった「デンマークの家具会社ボーコンセプト」で修行を始めました。
ここでは「販売」ではなく「配送」の担当だったようです。
しかし、この「配送」の経験がその後に大きく影響をもたらしたといいます。
「配送」は、2トントラックで家具をお客様の自宅に届け、組み立てて配置するまでが仕事。
1年半で約1000軒を超えるお宅にうかがったそうです!
扱うのが高級家具だったのもあり、お客はお金持ちも多く、配送で多くの大邸宅の中を見ていた中で、
「せっかく立派なマンションに住んでいるのに家の中は案外そうでもないな」
と感じたそうです。
この感覚が「日本の家具ビジネスが遅れている」ということの確信につながり、多くの事業展開の礎になったとようですね。
その後、2004年にリビングハウスの3店目を出店するタイミングで入社され、新店舗の店長に就任されました。
そして、2011年に33歳でリビングハウス3代目社長に就任されています。
社長就任後は、オリジナル商品の拡大に力を入れ、オリジナルブランドの立ち上げやドイツのKARE、イタリアのBONALDOなど海外のインテリアブランドの独占販売契約などを行っています。
そして、「人々のくらしに魔法をかける」をコンセプトに、国内外から選りすぐりの商品をセレクトし、圧倒的なブランド数を誇り、家具単体として売るのではなく、部屋をトータル的にコーディネートする販売戦略をもって、10年間で3倍以上の売り上げに伸ばすことに成功しています。
トータルコーディネートの発想は、配送を担当したことで多くのお宅を拝見してきたからこそ生まれたもので、修行時代の経験がしっかり活かされているのですね。
リビングハウスってどんな企業?
1代目社長である北村甲介さんの祖父が、1942年に、リビングハウスの前身となる事業をスタート。
北村甲介さんの祖父は、イスやソファ等の「張り物」と言われる家具職人でした。
その後、2代目社長である北村甲介さんの父が家業を継ぎ、家具の小売販売を始め、インテリアショップ・リビングハウスの基礎を作ります。
祖父、父が育んできたものを受け継ぎながらも、未来のためのリビングハウスを作り上げているのが3代目社長の、北村甲介さんです!
家具でなく、コーディネートを売っている⁉︎
リビングハウスでは、比較的手が届きやすい価格帯の絵画をはじめとするアートから小物まで、家具だけでなく部屋全体をコーディネートして販売しています。
まとめ
今回は『リビングハウス社長・北村甲介の学歴・経歴は?売上3倍以上に伸ばす家具チェーン【カンブリア宮殿】』と題して、記事を書きました。
リビングハウス社長・北村甲介さんは、なかなかな高学歴であることが分かりました。
また失敗した経験がありながらも、それを礎に、修行時代の経験も活かしながら、リビングハウスを売上3倍以上に伸ばす家具チェーンへと成長させている敏腕社長でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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