こんにちは、cozyです!
2022年4月7日放送のテレビ東京系列『カンブリア宮殿』建築家でサポーズデザインオフィスの代表を務める谷尻誠(たにじり まこと)さんが出演です!
谷尻誠さんは、 いま建築業界で注目を集める若手建築家。
実は谷尻誠さん、大学で建築の勉強をした訳でも、有名設計事務所での勤務経験もなく、10年程前までは、業界の中でもほとんど知られていない存在だったそうです。
いまや 数多くの経営者から依頼が殺到している谷尻誠さんの 学歴や経歴、ブレイクしたきっかけなど、気になったので調べてみました。
谷尻誠の学歴・経歴は?
出典:Twitter
《年齢》 47歳(1974年生まれ)
《出身》 広島県
《所属》 SUPPOSE DESIGN OFFICE代表
《職業》 建築家、大阪芸術大学准教授、広島女学院大学客員教授、穴吹デザイン専門学校特任教授
谷尻誠の学歴
1994年 穴吹デザイン専門学校卒業
広島県立日彰館高等学校は創立120年以上を超える広島県三次市にある高校で、偏差値は43(2022年現在)。
谷尻誠さんは出身地について細かく公表されていませんが、出身高校をみる限り広島県三次市周辺であると思われます。
穴吹デザイン専門学校は広島県広島市にあるデザインの総合的な専門学校で、建築やインテリアのほか、グラフィックやアニメ・ゲームなどの学科もあるようです。 谷尻誠さんはこの学校の特任教授をされています。
谷尻誠の経歴
1999年 HAL建築工房勤務
2000年 建築設計事務所 suppose design office(サポーズデザインオフィス)を設立
2014年 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd. 設立。吉田 愛(よしだ・あい)さんと共同主宰
現在 穴吹デザイン専門学校特任講師、広島女学院大学客員教授、大阪芸術大学准教授
広島県で生まれ育った谷尻誠さんは、広島市の穴吹デザイン専門学校で学び、広島県内にある建築設計事務所で働きました。
そして2000年に自らの建築設計事務所 サポーズデザインオフィスを広島市で設立。その後、東京にもオフィスを構えて、広島・東京の2カ所を拠点として活動しています。
設計する対象は、インテリアから住宅、商業空間、会場構成、複合施設、ランドスケープ、プロダクト、アートのインスタレーションなど多種多様。日本全国そして海外でも多数のプロジェクトを手がけ、柔軟な思考を通して、さまざまな空間をつくり出している建築家となっています。
近年では“起業家”として、建築やインテリアといった分野を超えて、活動の幅をさらに広げています。現在、SUPPOSE DESIGN OFFICEのほか、「社員+社会の食堂」をコンセプトとした〈社食堂〉、コーヒースタンド〈BIRD BATH & KIOSK(バードバス&キオスク)〉、キャンプ事業を手掛ける「CAMP.TECTS」、そのほか「絶景不動産」「21世紀工務店」「tecture」「社外取締役」「toha」「DAICHI」など、法人をいくつも設立し経営しています。
現在の 日本で名の知れている建築家は有名大学院卒か有名建築事務所の出身がほとんどを占めるそうです。
一方、谷尻誠さんは専門学校卒で地元広島の設計事務所へ就職し、独立されています。 有名建築家の中では希有な経歴です。この経歴に谷尻誠さんはずっと“劣等感”を感じていたといいます。
「やっぱりコンプレックスでしたよ」
広島で建売住宅の設計をしていた事務所から独立した谷尻氏は、支えになるものがない状態に苦しんだ時期もあった。
引用:AMP
学生時代はバスケがすごかった!

谷尻氏が思考することを学んだのは、高校時代のバスケットボールだったという。体格的には決して有利ではなかった谷尻氏は、勝つためにひたすら考えてプレーした。自分が優位に立てるプレースタイルを考え抜くことで、谷尻氏は自分の“勝ち方”と“思考すること”を身につけた。
引用:AMP
毎日のたゆまぬ努力によって、練習では100本のうち95本はゴールに入るような高い精度に達するようになっていきました。しかし、実際の試合では相手選手にブロックされてしまう。
これをなんとかしようと思考した谷尻誠さんは、「スリーポイントラインというのは、シュートを打つ場所を相手に教えてしまう目印の線でもある」という思考にたどり着いたといいます。
そこで谷尻誠さんは、スリーポイントラインからさらに1メートル離れたところに自分自身にしか見えない線を設定して、そこからシュートを打つ練習を始めました。1日300本という練習を積み重ねることによって、次第に試合でも決まるようになっていきました。
谷尻誠がブレイクしたきっかけは?
谷尻誠さんがブレイクのきっかけとなったのは、 2003年に故郷の広島で設計した個人邸宅「毘沙門の家」です。グッドデザイン賞を受賞した同作品によって谷尻誠さんを見出したのが、建築・インテリア分野専門の写真事務所、Nacasa & Partnersに所属する矢野紀行さんと同社代表の仲佐猛さんだったそうです。
矢野紀行さんから「『毘沙門の家』の写真を見た。ぜひ自分にも撮影させて欲しい」と連絡をもらった谷尻誠さんは、東京出張の際に両氏に会う機会に恵まれました。矢野紀行さんが持参した「毘沙門の家」の資料をその場で見た仲佐猛さんは、斜面に立つ住宅の斬新な設計の真価をすぐに見抜き、矢野紀行さんに撮影に行くよう指示を出します。のちに矢野紀行さんが撮影した写真がさまざまな雑誌に取り上げられたことによって、谷尻誠さんのもとに多くの取材依頼が舞い込むようになったといいます。
その 『毘沙門の家』は今、どうなっているのでしょうか?
「毘沙門の家」
出典:カフェ ダスティアーツ
敷地は高台の周縁部にあたり、斜面を挟んで上下に分割されている。確かにハウスメーカー製の住宅を建てるには都合が悪いが、逆に眺望は良く価格も割安というメリットがある。
この条件に対して建築家が出した答えは、平地には手を着けず斜面上を利用するというものだった。上段の平面は駐車場とし、下段の平面は将来の増築に備えて残してある。
建物の構成はいたってシンプルだ。斜面に立てた6本の鉄骨にスラブをはめ込み、屋根を載せている。1階の店舗はガラスを使った軽快な造りで、テラスは空中に浮いた船のデッキをイメージさせる(船舶用照明も使われている)。
眺望といってもスプロール市街地が広がっているだけではあるが、開放感はすばらしく、傾斜地に家を建てるということへの認識を新たにしてくれる建物だ。
谷尻誠さんは、斜面を利用し通常では建てないような構造の建物を設計・建築されたようですね。この斬新さが話題を呼んだようです。
ほんと、立地といい、ロケーションといい、なんだかジブリに出てきそうですね♪
現在、こちらではカフェが営業されているようです。
カフェ ダスティアーツ
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ロケーションが最高なので、ぜひ訪れてみたいですね♪
気になる方は、いってみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は 『建築家・谷尻誠の学歴・経歴とブレイクしたきっかけは?【カンブリア宮殿】』と題して、記事を書きました。
谷尻誠さんは広島が生んだ新進気鋭の建築家でした。
ブレイクしたきっかけとなった『毘沙門の家』は、現在ロケーションが最高なカフェとなっていました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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