『正月に餅』はヤバい⁉︎餅で窒息死は1月に4割以上!都内で2人死亡

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こんにちは、cozyです!

 

毎年この時期になると必ず目にするニュースが 『餅による死亡事故』ですね。言葉は悪いかもしれませんが、もはやお正月の風物詩的なもののように感じます。

身近な食べ物ではありますが、消費者庁などが公表しているデータを改めてみると、 『餅』は危険な食べ物なんだなということが実感できます。

やはり高齢者に多く発生するものですが、必ずしもそうではないので、今回は『餅』について考えてみました。

 

 

 

 

都内で男女6人救急搬送…うち2人死亡

東京消防庁の画像出典:産経ニュース

東京消防庁は1日、元日の午前0時から午後3時までに、 京都内で男女6人(88~100歳)が餅を喉に詰まらせて救急搬送され、このうち80歳代の女性 2人が死亡したと発表した。
引用:Yahoo!ニュース

このニュースは東京消防庁による発表の内容なので、都内だけことなので、全国規模ではどれだけの人数が窒息され、死に至ってしまったのでしょうか?

地方の方が高齢者が多いでしょうし、なおかつ、コロナ禍とはいえ年末年始は都内から離れる方も多いとは思いますので、東京以上に多い地域もあるかもしれませんね。

 

 

消費者庁 窒息死数の推移「気道閉塞を生じた食物の誤えん」による死亡者数の年次推移
出典:消費者庁

消費者庁が公表しているデータでは、 食べ物による窒息で年間約3500人の高齢者が亡くなっていますが、その内2500人は80歳以上となっており、加齢と食べ物による窒息に、強い相関関係があると分かります。

今回のニュースでも、救急搬送された方はすべて高齢者(88~100歳)であり、いかに高齢者にとって『餅』がリスキーな食べ物であるかが分かります。

 

 

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餅の窒息死亡事故は正月三が日がヤバい‼︎

餅による死亡事故数 消費者庁餅による高齢者の死亡者数(2018〜2019年)
出典:消費者庁

消費者庁で独自 に分析を行ったところ、65 歳以上の「餅」又は「もち」を含む窒息事故によ る 死亡者数は、平成 30 年で 363 人、令和元年で 298 人で、計 661 人でした。
事故発生月は、 1月に集中しており、282 件と 43%を占めていました 。また、正月三が日の事故の発生件数を調べたところ、 127件(う ち、元日は 67 件)であり、餅を食べる機会が多い1月、特に正月三が日 に死亡事故が多いことが分かりました。
出典:消費者庁

このデータを見ると「餅でこんなに死んじゃうんだ…」って思いますよね!

高齢者の発生が多いので、データは高齢者のみで抽出されていますが、全年齢を対象とするともう少し数が増えると思うと、本当に多いですね。

単純計算にはなりますが、餅で亡くなる方が元日だけで30人以上が毎年亡くなっているわけですよね…

 

資料では、加齢による窒息リスク上昇の理由について、紹介されていました。

・歯の機能が衰え、かむ力も弱くなる
・唾液の量が少なくなる
・飲み込む力が弱くなる
・咳などで押し返す力が弱くなる

といった複合的な理由によるものだと説明されています。自身の身体の状態やどのように衰えるのか、しっかり把握して予防しないといけませんね。

 

 

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窒息事故頻度

窒息する高齢者

加齢による身体的な衰えによって誤嚥しやすくなることが、窒息の要因として挙げられますが、やはり 『餅』という食べ物の特性も大きいですよね。

 

『窒息事故頻度』というワードをご存知でしょうか?

これは2008年7月、こんにゃく入りミニカップゼリーによる死亡事故が発生したことから、内閣府の食品安全委員会が食品による窒息事故についてのリスク評価のために、作成・使用した指標です。

窒息事故頻度出典:e-ヘルスネット

一口あたり窒息事故頻度の数値は、仮に日本全国で、1億人の人がその食品を一口、口に入れるとし て、その1億口あたりで窒息事故が起こる頻度を意味しています。

 

では、『餅』の窒息リスクはいかがなのでしょうか?

 

窒息事故頻度
出典:e-ヘルスネット

 

こんにゃく入りミニカップゼリーのリスク評価がメインだったのだと思いますが…

餅が圧倒的な数値 を叩き出していますよね!

 

やはり、 『餅』が如何に危険な食べ物であるかを知らなければいけませんね!

 

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餅 vs 〇〇

餅による死亡例と比較されたTwitter投稿がありましたので紹介します。

 

vs こんにゃくゼリー

https://twitter.com/03OxS7nH8U5xtNw/status/1477159217111105536

2008年7月、こんにゃく入りミニカップゼリーによる死亡事故が話題になりました。このこんにゃくゼリーと餅を比較された投稿がありました。

確かに当時は販売中止になったり、かなり強い注意喚起があったことを覚えています。

上記のデータでもありましたが、 窒息リスクは『餅』の方が圧倒的です!

でも、餅に対しては毎年の注意喚起のみで、何も変わりないですよね。歴史的背景であったり、文化的なものであったりとこんにゃくゼリーとは食品としての意味合いが異なるのかもしれませんが…

毎年これだけの死者が出ているのをみると、何か対策をしなくてしなくていいのか、とは思ってしまいますよね。Twitterでもありましたが、 死亡する年齢層の違いはありますが(餅は高齢者が多い、こんにゃくゼリーは子どもが多い)、高齢者だからいいってものではないですよね…

 

 

vs 新型コロナウイルス

https://twitter.com/mimakin1102/status/1476129613932032001

新型コロナウイルスによる死者数と餅による死者数を比較した投稿が多いですね。

もちろん、世界的な感染症を比較対象とするのは物議があるかもしれませんが…

それだけ 『餅』に対する危機的な認識が必要だと思いますね。やはり、死者数が多いのは間違いないので!

昨年と違い、家族団欒で過ごされ、餅を食べられている方も多いと思うのでしっかり予防が必要です。コロナにも気を抜けませんが、餅にも気を抜けません!

 

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まとめ

今回は 『正月に餅』はヤバい⁉︎餅で窒息死は1月に4割以上!都内で2人死亡』と題して、記事を書きました。

1年にこの時期にしか食べない方も多いと思います。新型コロナウイルスとともに、餅にも充分注意して、お正月をお過ごしください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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