多発性骨髄腫は治る病気?佐野史郎さんは仕事復帰できるのか⁉︎

佐野史郎の画像 俳優
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、cozyです!

 

俳優の佐野史郎さんが 『多発性骨髄腫』を患っていることを公式ホームページなどで明らかにしました。この日、出演したテレビ朝日「徹子の部屋」で最初に病名を明かされています。

狂気じみた怪演をしたかと思えば、陽気で気さくな演技まで。主役も張れば、脇も固める。強烈な存在感と圧倒的な演技力で、佐野史郎さんだからこそできる役や作品が数多くあるかと思います。

今なお第一線で活躍される俳優さんが入院され病気の治療に専念するというニュースは非常に残念であり、その病状も気になるところ…。

今回、佐野史郎さんが患った 『多発性骨髄腫』とはどんな病気なのかその病気を患っていても仕事に復帰することができるのか、気になったので調べてみました。

 

がんについて、こんな記事も書いています↓

 

 

スポンサーリンク

 

 

佐野史郎さんが多発性骨髄腫であることを公表!

佐野史郎 多発性骨髄腫のご報告出典:橘井堂

佐野史郎さんは自身の公式ホームページで、現在闘病中の病気について公表しています。

今年4月、入院により TBS系のドラマ『リコカツ』を降板したことは話題となっていましたが、その入院を機に『多発性骨髄腫』を患っていることが発覚したようですね。

しかもその際に 『敗血症』も併発していたとは‼︎

『敗血症』は重篤化すれば死に至ることもありますから、病状的には一時厳しいところまでいったのかもしれませんね。その後、仕事復帰もされているのですから、すごいですね!

しかし、今回病気の治療に専念するということで、闘病しながら仕事を行うのは相当大変だったのではないでしょうか。しっかり療養していただいで、元気な姿を見せてくれることをお祈りしています。

 

敗血症とは?
感染症がきっかけとなって起きる、二次的な症状。具体的には、何らかの感染症を起こしている細菌などが増殖して炎症が全身に広がり、その結果、重大な臓器障害が起きて重篤になっている状態。敗血症を引き起こしたもととなる原因を見つけ、その治療を早期に開始しなければ、命に関わる危険もある。
引用:ドクターズ・ファイル

 

 

スポンサーリンク

 

 

多発性骨髄腫ってどんな病気?

病気のイメージ画像

そもそも『多発性骨髄腫』とはどんな病気なのでしょうか?

 

多発性骨髄腫は血液のがん

多発性⾻髄腫の病態
出典:武田薬品

『多発性骨髄腫』とは、いわゆる血液のがんの一つで、⾎液細胞の⼀種である形質細胞ががん化したことによって起こります。形質細胞は本来、ウイルスや細菌など、⾮⾃⼰とみなした物質(抗原)から体を守る働きを担っています。これががん化すると、抗原を攻撃しないばかりか、役に⽴たない抗体であるM蛋⽩(異常免疫グロブリン)が産出されます。同時に、がん化した形質細胞(⾻髄腫細胞)が⾻の中を中⼼に体のあちこちで無秩序に増殖し、さまざまな臓器の働きを障害します。

がん化した形質細胞である骨髄腫細胞が増殖することで、正常な血液細胞をつくる造血機能が低下し、血液中や尿中のM蛋白の増加、骨を壊す破骨細胞の活性化が起こります。そうなると、赤血球などの生成が抑えられ、感染への抵抗力が落ち、骨の破壊、腎障害などが進行します。

 

多発性骨髄腫は治らない?

現在の医療では 多発性骨髄腫は完治することが難しい病気となっています。ですので、治療によって病気が一旦改善しても、再び悪化する可能性が高く、 一生付き合っていく必要がある病気です。

以前は治療後の平均生存期間は3~5年と言われていたようですが、近年は様々な治療が発展したこと(造血幹細胞移植や新規薬剤の効果)によってかなり改善されてきているようです。特に65歳以下の比較的若い患者さんの生存率は年々向上して、5年生存率は概ね50%くらいまで改善していると言われています。

治療薬などの効き方には個人差があるため、残念ながら1年くらいでお亡くなりになられる方もいますが、 15年以上と長く生きられる方も増えてきているそうです。

5年生存率とは?
5年生存率は、がんと診断された患者さんのうち、診断から5年後に生存が確認できた割合を意味します。診断時の進行度別や年代別、治療別などの5年生存率も計算されていますが、提供元によりデータの取り方や生存確認の方法が異なり、それにより信頼性も変わってきます。
引用:静岡がんセンター

 

 

がんについて、こんな記事も書いています↓

 

 

スポンサーリンク

 

佐野史郎さんは仕事復帰できるのか?

佐野史郎の画像出典:テレ朝news

『多発性骨髄腫』は、なかなか難しい病気のようですが、佐野史郎さんは今後仕事に復帰することは可能なのでしょうか?

 

現在は、再入院し、より徹底した治療をと、抗がん剤治療を行い、自分の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻すという自家移植の治療中です。
引用:佐野史郎公式HPより抜粋

佐野史郎さんは 『自家造血幹細胞移植』を受けているようですが、一般的にはこの治療は65歳以下が対象となるようです。本人の希望もあるかもしれませんが、行えていることを考えると、内臓の機能などは比較的良好なのでしょうか。治療の進歩により、抗がん剤治療や造血幹細胞移植などで、症状が安定する方は多くいるようです。

たとえ、治療経過が良好であったとしても、再燃と寛解を繰り返えす可能性が高いので、長期的な内容の仕事はあまり受けないかもしれませんね。今年の4月には連続ドラマの降板もありましたから、 復帰されたとしても連続ドラマなどの出演はあまりないかもしれません

ただ、症状の再燃なく経過される方もいらっしゃるので、病状次第ではあるいは…

復帰は治療次第 というところでしょうね。

 

寛解とは?
病気の症候や症状が一時的、あるいは継続的に消失した状態です。

 

スポンサーリンク

 

世間の声は?

https://twitter.com/KyojiTWJ/status/1469182138755219457

 

SNSなどでは、 病気を心配される声治療を応援される声が多くありました。

 

スポンサーリンク

 

 

まとめ

今回は 『多発性骨髄腫は治る病気?佐野史郎さんは仕事復帰できるのか⁉︎』と題して、記事を書きました。

『多発性骨髄腫』は決して予後が良好な病気ではなく、完治は難しい病気ですが、治療開発が進み長期生存・病状安定も可能になってきている病気なようです。

再燃と寛解を繰り返す病気ですが、病状が安定すれば佐野史郎さんの元気な姿を拝見することができるかもしれません。

今は治療に専念していただき、病状が安定して、再びテレビなどで拝見できるようお祈りしています。

 

がんについて、こんな記事も書いています↓

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
俳優芸能人
スポンサーリンク
cozyをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました