こんにちは、cozyです!
俳優の佐野史郎さんが 『多発性骨髄腫』を患っていることを公式ホームページなどで明らかにしました。この日、出演したテレビ朝日「徹子の部屋」で最初に病名を明かされています。
狂気じみた怪演をしたかと思えば、陽気で気さくな演技まで。主役も張れば、脇も固める。強烈な存在感と圧倒的な演技力で、佐野史郎さんだからこそできる役や作品が数多くあるかと思います。
今なお第一線で活躍される俳優さんが入院され病気の治療に専念するというニュースは非常に残念であり、その病状も気になるところ…。
今回、佐野史郎さんが患った 『多発性骨髄腫』とはどんな病気なのか、その病気を患っていても仕事に復帰することができるのか、気になったので調べてみました。
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佐野史郎さんが多発性骨髄腫であることを公表!
出典:橘井堂
佐野史郎さんは自身の公式ホームページで、現在闘病中の病気について公表しています。
今年4月、入院により TBS系のドラマ『リコカツ』を降板したことは話題となっていましたが、その入院を機に『多発性骨髄腫』を患っていることが発覚したようですね。
しかもその際に 『敗血症』も併発していたとは‼︎
『敗血症』は重篤化すれば死に至ることもありますから、病状的には一時厳しいところまでいったのかもしれませんね。その後、仕事復帰もされているのですから、すごいですね!
しかし、今回病気の治療に専念するということで、闘病しながら仕事を行うのは相当大変だったのではないでしょうか。しっかり療養していただいで、元気な姿を見せてくれることをお祈りしています。
多発性骨髄腫ってどんな病気?
そもそも『多発性骨髄腫』とはどんな病気なのでしょうか?
多発性骨髄腫は血液のがん
出典:武田薬品
『多発性骨髄腫』とは、いわゆる血液のがんの一つで、⾎液細胞の⼀種である形質細胞ががん化したことによって起こります。形質細胞は本来、ウイルスや細菌など、⾮⾃⼰とみなした物質(抗原)から体を守る働きを担っています。これががん化すると、抗原を攻撃しないばかりか、役に⽴たない抗体であるM蛋⽩(異常免疫グロブリン)が産出されます。同時に、がん化した形質細胞(⾻髄腫細胞)が⾻の中を中⼼に体のあちこちで無秩序に増殖し、さまざまな臓器の働きを障害します。
がん化した形質細胞である骨髄腫細胞が増殖することで、正常な血液細胞をつくる造血機能が低下し、血液中や尿中のM蛋白の増加、骨を壊す破骨細胞の活性化が起こります。そうなると、赤血球などの生成が抑えられ、感染への抵抗力が落ち、骨の破壊、腎障害などが進行します。
多発性骨髄腫は治らない?
現在の医療では 多発性骨髄腫は完治することが難しい病気となっています。ですので、治療によって病気が一旦改善しても、再び悪化する可能性が高く、 一生付き合っていく必要がある病気です。
以前は治療後の平均生存期間は3~5年と言われていたようですが、近年は様々な治療が発展したこと(造血幹細胞移植や新規薬剤の効果)によってかなり改善されてきているようです。特に65歳以下の比較的若い患者さんの生存率は年々向上して、5年生存率は概ね50%くらいまで改善していると言われています。
治療薬などの効き方には個人差があるため、残念ながら1年くらいでお亡くなりになられる方もいますが、 15年以上と長く生きられる方も増えてきているそうです。
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佐野史郎さんは仕事復帰できるのか?
出典:テレ朝news
『多発性骨髄腫』は、なかなか難しい病気のようですが、佐野史郎さんは今後仕事に復帰することは可能なのでしょうか?
現在は、再入院し、より徹底した治療をと、抗がん剤治療を行い、自分の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻すという自家移植の治療中です。
引用:佐野史郎公式HPより抜粋
佐野史郎さんは 『自家造血幹細胞移植』を受けているようですが、一般的にはこの治療は65歳以下が対象となるようです。本人の希望もあるかもしれませんが、行えていることを考えると、内臓の機能などは比較的良好なのでしょうか。治療の進歩により、抗がん剤治療や造血幹細胞移植などで、症状が安定する方は多くいるようです。
たとえ、治療経過が良好であったとしても、再燃と寛解を繰り返えす可能性が高いので、長期的な内容の仕事はあまり受けないかもしれませんね。今年の4月には連続ドラマの降板もありましたから、 復帰されたとしても連続ドラマなどの出演はあまりないかもしれません。
ただ、症状の再燃なく経過される方もいらっしゃるので、病状次第ではあるいは…
復帰は治療次第 というところでしょうね。
世間の声は?
多発性骨髄腫の場合、自分の免疫力が落ちているため、ワクチン接種では十分な免疫を得られない場合があります。コロナ禍において、血液系の重い疾患を持つ方は、感染リスクも加味して療養しないといけません。お大事になさってください。私たちもこのような方の存在を忘れず、常に配慮したいものです。 https://t.co/WXcUuUwlII
— 西 達彦 Tatsuhiko Nishi (@nishitatsuhiko) December 10, 2021
佐野史郎 多発性骨髄腫を公表#Yahooニュースhttps://t.co/H9tRTQwlfY
若い頃,佐野さんに似ていると言われていました
好きな俳優さんの1人です
どうかご快癒なさいますようお祈りいたします— にし わたる (@abababc_west) December 10, 2021
SNSなどでは、 病気を心配される声や 治療を応援される声が多くありました。
まとめ
今回は 『多発性骨髄腫は治る病気?佐野史郎さんは仕事復帰できるのか⁉︎』と題して、記事を書きました。
『多発性骨髄腫』は決して予後が良好な病気ではなく、完治は難しい病気ですが、治療開発が進み長期生存・病状安定も可能になってきている病気なようです。
再燃と寛解を繰り返す病気ですが、病状が安定すれば佐野史郎さんの元気な姿を拝見することができるかもしれません。
今は治療に専念していただき、病状が安定して、再びテレビなどで拝見できるようお祈りしています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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