こんにちは、cozyです!
NHK大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』が始まりました!
かなり注目されているドラマで、また三谷幸喜さんが脚本を手がけており、初回から“三谷マジック”も炸裂しており、今後の展開にも期待が高まります。
大河ドラマは史実が題材となるため、その時代背景や史実の知識があるとより物語の理解も深まりますよね。
今回は主人公・北条義時の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻『八重』に注目したいと思います。
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新垣結衣は八重をどう演じる?
/#八重(やえ)#新垣結衣
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義時の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻。平家を恐れる父・伊東祐親と愛する頼朝との間で板挟みとなり、苦悩する悲運の美女。#鎌倉殿の13人あすに続きます。 pic.twitter.com/fnrTSYMeYR
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 7, 2021
八重はどんな人物?
伊豆国伊東庄の豪族であり、源頼朝の監視役であった伊東祐親の三女として生まれています。
伊東祐親が京都大番役でしばらく家を離れている間に、14歳で伊豆国へ流罪となり、伊東祐親の監視下で日々を送っていた源頼朝は八重と出会い、結ばれたといわれています。
二人の間には千鶴御前(千鶴丸)という息子も生まれ、当初はその将来も順風満帆かに思えました。
しかし、千鶴御前が3歳になった頃に、都から帰ってきた父・伊東祐親が大激怒。
「親の知らない婿があろうか。今の世に源氏の流人を婿に取るくらいなら、娘を非人乞食に取らせる方がましだ。平家の咎めを受けたらなんとするのか」
と平家への聞こえを恐れて、家人に命じて千鶴を轟ヶ淵に柴で包んで縛り上げ、重りをつけて水底に沈める方法で殺害してしまいます。
そして、伊東祐親は八重を同国の住人・江間小四郎(この人物は北条義時とは別人とされています)に嫁がせたと残されています。
さらに伊東祐親は源頼朝を討つべく郎党を差し向けたりもしています。
しかし、源頼朝の乳母・比企尼の三女を妻としていた伊東祐親の次男・伊東祐清が源頼朝に身の危険を知らせ、源頼朝は伊東祐清の烏帽子親である北条時政の邸に逃れたと言われています。
その後、北条時政の下で暮らすようになった源頼朝は、やがて時政の長女・政子と結ばれることになります。その後の八重姫については、入水自殺したとも様々に伝えられています。
当時の状況から他に方法はなかったのかもしれませんが、実の父親にここまでされては、何とも悲劇のヒロインのごとくな人生ですね。
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八重がワガママ姫と話題に⁉︎
第1回では、頼朝からの手紙を届けにきた義時に、ワガママを言って困らせるほほえましいシーンが描かれたが、その直後に突然の悲劇に襲われた。
ネット上では「微笑まれたら勘違いするのも仕方ない」「新垣結衣かわええ」「拗ねる感じが激カワ」「かわいさは御健在」「いつものガッキーとまた違う面」「キャラはちょっと予想外」と反応する投稿が相次いだ。
引用:Yahoo!ニュース
八重が思いがけずワガママ姫だったので全私が喜んでます!!!
三谷さん、ありがとうございます!!!#鎌倉殿の13人 #新垣結衣— Mitsuki (@yui_eri_blue) January 9, 2022
八重ちゃんとんだワガママ姫だ~~かわいい~~
— おちゃ (@boc_brave37) January 9, 2022
史実がほとんど残されていない人物なので、その性格までは計り知れませんが、ドラマで八重はワガママ姫として演出されています。
主人公・北条義時に強く当たり、ワガママっぷりをみせる八重。それは源頼朝への一途な愛を表現しているものでもありますよね。
ドラマでは、北条義時は八重への恋心がある設定となっており、源頼朝を巡って、2つの三角関係が形成されています(八重-源頼朝-北条義時と八重-源頼朝-北条政子)。
そういった人間関係が物語の中で、どのように紡がれていくのか、今後の展開が楽しみですね♪
八重は史実では存在しない⁉︎
出典:gooニュース
八重と千鶴丸の存在を裏付けるたしかな史料はありません。そのため、本当に2人が実在したのか不明であり、逸話や伝承の域を脱せていません。しかし、静岡県伊豆の国市には、2人に関係する史跡が残っているとされています。
①真珠院―八重を祀る。
出典:omairi
真珠院は、鎌倉時代に真言宗の寺として開創され、室町時代に曹洞宗に改宗された寺院で、境内には、源頼朝との悲恋に死んだ伊東祐親の娘・八重の供養塔があります。
②音無神社―頼朝と八重が密会したという神社。
出典:静岡・浜松・伊豆情報局
音無神社(おとなしじんじゃ)は、伊東の中央を流れる音無川(松川)の東岸に鎮座します。
源頼朝と八重、愛し合う二人が密かに会っていた場所がこの神社のある「おとなしの森」だったと伝えられ、裏を流れる松川の対岸の「ひぐらしの森」は、源頼朝が八重に会うため日暮れを待った所といわれているそうです。
③最誓寺-八重が千寿丸を祀った寺。
出典:STAYNAVI
最誓寺(さいせいじ)は、鎌倉時代初期に江間小四郎と八重姫の発願により創建された真言宗の西成寺が始まりという寺院で、千鶴丸の菩提を弔うために建てられたのが西成寺だったと伝えられています。本堂には、八重が奉納したという千鶴丸地蔵菩薩像が安置されています。
逸話や伝承がその地に伝わり、人々がそれを信じて史跡とし、さらに後世に伝わったという可能性もあり、八重と千鶴丸の2人の実在は不確かではありますが、その存在をうかがわせる史跡は残っています。
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まとめ
今回は『新垣結衣が演じる八重はどんな人物?実は存在しない⁉︎【鎌倉殿の13人】』と題して、記事を書きました。
今後の展開としては、八重と北条義時との関係や北条政子とのバトルがどうなっていくのか、気になりますね♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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