こんにちは、cozyです!
2022年5月4日放送のTBS系列『世界くらべてみたら』にアーティスト・長坂真護(ながさか まご)さんが出演です!
皆さん、 ゴミをアートに生まれ変わらせる日本人アーティストをご存知ですか?
今、世界から注目されているアーティスト・長坂真護さんは、捨てられた電子ごみをアートの一部に取り込んで作品を作っています!
「なんでゴミでアートを⁉︎」
って思いますよね?
ガーナでの出会いが、ゴミアートを作り始めたきっかけだったようですが、気になりますよね?
今回は、 アーティスト・長坂真護さんの経歴やゴミアートを始めたきっかけ、それを続ける理由などをまとめてみました。
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アーティスト・長坂真護は異例な経歴の持ち主⁉︎
出典:MAGO GALLERY
長坂真護さんは歌手になるために東京に出てきました。
その口実としてファッションの専門学校へ入学されたんだそうです。
しかし、入学後は服づくりにのめりこんでいったといいます。
成績は良く、卒業制作のファッションコンテストで最終選考に残るほどの実績を有していました。
専門学校卒業後は、新宿歌舞伎町のホストクラブで働き始めます。
しかし、初任給は4万円
自分のお客さんが踏み倒した支払いも重なり、気がつけば 100万円の借金を背負っていたんだとか⁉︎
長坂真護さんは、この逆境をバネになんと ナンバーワンホストの座を手にします。
そして、ホストになって1年8カ月後には、
年収3600万円
になっていったといいます。
2年弱のホスト業で3000万円の貯金をした長坂真護さんは、ホストクラブを辞めて 23歳でアパレル会社を設立します。
しかし、パートナーらの裏切りに遭い、1年で貯金は底を突き、1000万円ほどに負債が膨れ上がり、2009年に自身の経営する会社が倒産。
1000万円の借金と大量の在庫が手元に残ったのでした。
その後、 路上アーティストとして活動を始めたんだそうです。
24歳で社会に絶望し、人にも絶望し、人に関わりたくなかった。元ナンバーワンホストのプライドがあるから、ニートだなんて言えないし、コンビニでバイトもできない。そこでたどり着いたのが路上で絵を描くことだった。
引用:Yahoo!ニュース
2009年、24歳になった長坂真護さんは、東京・新宿の路上で絵画のライブペイントを始めました。
徐々に足を止めて見守る人が増え、10カ月後には、初開催した個展で絵が売れたといいます。
初めて売れた絵は美人画だったそうです。
しかし、すぐに絵だけで食べていけるほど甘くはなく、アパレル会社時代の在庫を売り、短期のアルバイトなどをしながら、描き続けていたといいます。
長坂真護さん、 アーティストになるまでの経歴が壮絶ですね!((((;゚Д゚)))))))
20歳そこそこで人生の天地を経験されているようなものじゃないですか⁉︎
現在はアーティストとして活動されていますが、多彩な才能の持ち主であることが分かりますね。
ホストを続けていたらどうなっていたんでしょうね…
長坂真護さんは、その後アーティストとして活動を続けられ、2016年に転機となる出会いがありました…
ゴミアートを始めたきっかけは1枚の報道写真
出典:MAGO GALLERY
2016年、長坂真護さんは 1人の少女がゴミの山でゴミを持っている報道写真を雑誌『Forbes』で見つけました。
「写真を見て、鳥肌が立ちました。その写真には、悲しみと不条理が詰まっていた。」
これをきっかけに、“世界最大級の電子廃棄物の墓場”、ガーナのスラム街「アグボグブロシー」を知ることになったのでした。
翌年の2017年、長坂真護さんは単身でガーナのスラム街「アグボグブロシー」を訪れます。
長坂真護さんは、日本円に換算して1日500円程度の日当で、先進国が投棄した電子機器を燃やして生活する人々を見て衝撃を受けました。
「大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成する事がそんなに大事か?」
そして、アートの力を使って、 “我々先進国の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っているという真実”を先進国に伝えることを決意したんだそうです。
ゴミアートを創り続ける理由は?
長坂真護さんは、
「2030年までに100億円以上集め、現地に最先端のリサイクル工場を建設すること。」
を目標に掲げています。
この 目標を達成するために、ゴミアートを創り続けているようですね。
では、長坂真護さんの根底にあるものは何なのでしょうか?
それはきっと、初めて「アグボグブロシー」を訪れたときに受けた 衝撃と、 そこから湧き上がった感情と決意だったのではないでしょうか。
長坂真護さんのこんなインタビュー記事がありました↓
「絵を描き初めて10年経ちますが、昔は自分のことが信じられませんでした。自分は低能力者で、世の中と自分が合わないのは精神がおかしいからだと本気で思っていました。でも自分の使命に気づいたとき、自分の才能を知ることができました。
そうなるまでに何が必要だったかというと、努力でもなんでもなくて『真実の愛』なんです。アグボグブロシーの地に足を踏み入れたとき、人生で初めて『人を助けたい』と思いました。僕らがこんなに豊かな生活をしてるのは仮の姿で、彼らにすべてを押し付けてるだけなんだと。
こんな不平等な世界があっちゃだめだ。それを救いたいと心から思ったことが、僕にとっての真実の愛だったんです」
引用:NDUSTRY-CO-CREATION
才能や使命感だけでは、きっとここまで活動は続けられないのでしょうね。
もちろん、そういったものを重要と思いますが、何かを成し遂げている人は、心から思ったことをただ直向きに続けているだけなのかもしれませんね。
得られた成果は、心の赴くままに行動した結果に過ぎないのかもしれません。
こんなことができる人、こんな思いになれる人ってすごいですね!
正直、私の言葉ではとても語れるものではないように感じました…
長坂真護さんは、これまでに1000個以上のガスマスクをガーナに届けています。
そして、2018年にはスラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。
2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問で53日間滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立しています。
2030年のリサイクル工場設立も夢ではなく、きっと現実なものにできるのでしょう。
長坂真護さんは、そんな可能性を感じさせてくれる人物ですね。
まとめ
今回は 『長坂真護はガーナでゴミをアートに⁉︎きっかけや続ける理由は?【世界くらべてみたら】』と題して、記事を書きました。
長坂真護さんは異例な経歴を持つアーティストでした。
ゴミアートのきっかけは1人の少女がゴミの山でゴミを持っている報道写真で、壮絶な目標を実現するためにゴミアートを描き続けていました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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